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高松オルネで地元小学生のアート展 アーティストとコラボし香川の魅力紹介

香川県の特産品をうどん鉢に盛り付けた作品

香川県の特産品をうどん鉢に盛り付けた作品

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 高松の小学生による作品を展示する「緑6組スペシャルな香川×アート展」が現在、高松駅ビル「高松オルネ」(高松市浜ノ町)で開かれている。

さまざまな作品が並ぶ会場

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 制作したのは香川大学教育学部附属高松小学校の縦割り学級「緑6組」の児童。スプレーアーティスト・daisukeさん、イラストレーター・YUKIさん、性別のない赤ん坊の作品「ぼうや」シリーズを作るミズカさんら香川県のアーティストとコラボし、スプレーアートや香川県の観光地、特産品を紹介する作品、児童全員で作った巨大壁画などを展示する。ポスターセッション形式で作品制作の様子や児童たちの感想も紹介する。

 2年の春島いちかさんは「特産品を紹介するうどん鉢アートは一人一人の個性をまとめるのが大変だったけど、できた時の達成感も大きかった」と話す。3年の中山航史郎君は「高松オルネができて1年たって、県外や外国からも観光客が来ているので、展示を通して香川県の魅力が伝わったら」と期待を込める。5年の松田和志君は「一年で皆で協力したくさんの作品を作ることができた。香川県外の人だけでなく地元の人にも魅力を再発見してもらえたら」とも。

 同学級の担当教諭である堀上洋平さんは「アートを通して『人・物・こと』と関わりながら異なる学年同士と分かち合うことの大切さを学んでもらいたいと思い、この企画に取り組んだ。会場もより多くの香川県外の方に見てもらうにはどこが良いかを考え、話し合い高松オルネに決まった。地域のことを調べてみんなで協力し時間をかけて作品を作ることはきっと学校生活の思い出として残る。たとえ将来香川県外に出ても、この思い出が香川に戻るきっかけになれば」と話す。

 開館時間は10時~20時。観覧無料。4月20日まで。

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