
「炭火串焼き とり隆」(高松市片原町、TEL 087-897-3277)が5月29日、高松・片原町商店街にオープンした。
備長炭で焼き上げる串焼きを中心に提供する同店。メニューは、香川県産の地鶏「瀬戸赤どり」を使ったねぎま(300円)や手羽先(280円)、徳島県産地鶏の阿波尾鶏の白レバー(350円)や砂肝(280円)などの串焼き、低温調理の「鶏レバ刺し風」「鶏むねたたき風」(以上880円)などの刺し身、オリーブ豚肉のミンチを使った焼きギョーザ(550円)、地鶏の鶏ガラを煮込んでみそベースで味付けしたもつ鍋(1人前2,068円)などを提供する。店舗面積は48平方メートル。席数は33席。
店主の近石隆さんは「50歳になり子どもが家を離れたのをきっかけに、これまでと違う何かをやりたいと思うようになった。そんな折、香川県外で食べた焼き鳥に衝撃を受け、高松で店を出そうと決意した。飲食業には2、3年ほど従事していたこともあるものの前職は全くの別業種。そんな自分でも串焼きは他店と差異を出しやすいと思ったので素材にこだわった店を出すことにした」と振り返る。
店内はジャズが流れ、ドリンクはワインも提供する。近石さんは「カウンターすし店のような店がコンセプト。串焼きも出来上がったものから順に提供するので一品一品ゆっくりと味わってもらいたい。正面が料亭のようでやや入りにくい雰囲気かもしれないが、入って食べてもらえれば印象は大きく変わる。接待やデート、家族での食事などさまざまな場面で使える店を目指しているので、来て串焼きを味わってもらえれば」と話す。
営業時間は16時30分~24時。