高松市のあなぶきアリーナ香川(高松市サンポート)で10月29日、アリーナ壁面を活用したプロジェクションマッピングの投影が始まる。
主催は「県立アリーナを活用した観光コンテンツづくり事業実行委員会」。夜間観光の推進と新たな地域魅力の創出を目的に企画されたもので、3月に続く第2弾となる。
会場となるアリーナ北側の屋根を巨大スクリーンに見立て、約15分間の映像を繰り返し投映。前半はジャック・オ・ランタンやお化け、骸骨などが登場するハロウィーンをテーマにした映像、後半は宇宙や地球、水面などの幻想的な映像が流れる。そのほか、香川漆器の蒟醤(きんま)や小豆島の「妖怪美術館」をモチーフにした百鬼夜行図など、香川ゆかりの要素を取り入れた作品も投影される。
サンポート高松多目的広場には期間中15台のキッチンカーが出店。仮装して来場した人には、各日先着200人にキッチンカーで使える割引券を進呈する。広場内ステージでは、香川県内外のダンスチームによるパフォーマンスを展開。最終日は仮装コンテストを行い、参加者がランウエーを歩いてイベントを盛り上げる。
香川県交流推進部観光振興課の十河孝治副課長は「香川県内のナイトコンテンツを充実させることを目的に開催している。前半は子どもにも楽しめるポップでカラフルなハロウィーン映像、後半はダイナミックで迫力ある映像が楽しめる。来場者の声を受けてキッチンカーやステージ企画も拡充した。幅広い世代に楽しんでもらいたい」と来場を呼びかける。
投影時間は18時~20時30分。観覧無料。今月31日まで。