
あなぶきアリーナ香川(高松市サンポート)で3月13日、プロジェクションマッピング「Departure(出発・船出)」の投影が始まった。
高松和傘や讃岐かがり手まりなど香川の伝統工芸が色鮮やかに映し出される
メイン・サブアリーナの屋根北側に投影する約9分間の映像には香川漆器の蒟醤(きんま)の鳳凰(ほうおう)やさぬき獅子舞、高松和傘、讃岐かがり手まり、魚やイルカが泳ぐ瀬戸内海、光の線で描く未来の高松などが登場する。映像を手がけたのは長野県の松本城天守やイタリア・ミラノなど日本国内外でプロジェクションマッピングを手がけるデジタルクリエーティブカンパニー「一旗(ひとはた)」(名古屋市)。会期中はアリーナ北側にキッチンカーも出店する。
初日は主催者発表で6000人が来場、終了後拍手が起こった。この日長女と会場を訪れた藤井奈美さんは「LINEでイベントのことを知り、娘と会う予定があったので誘って来ることにした。高松でこのように大規模なプロジェクションマッピングを見られると思っていなかったのでうれしい。高松がどんどん都会になっていると感じる」と話していた。
上映は18時42分~20時30分に複数回行う。今月15日まで。