サッカーJ3・カマタマーレ讃岐が11月23日、アウェーで行われた第37節・ヴァンラーレ八戸戦に1-0で勝利し、最終節を前にJ3残留を確定させた。
試合は、前半立ち上がりにFW90後藤優介選手が挙げた先制点を守り切り、1-0で勝利。チームは通算9勝8分け20敗、勝ち点35とし、19位以上が確定して残留が決まった。
「結果が出ない苦しいシーズンだったが、みんなが頑張ってくれたおかげ」と後藤選手。得点について「『えぐさんのゴール』である」と、アシストしたMF7江口直生選手(キャプテン)の貢献を強調した。
江口選手は「さまざまなプレッシャーがある中で、トレーニングから必死に戦ってきた。自分たちの力で残留と勝利をつかみ取れたことが本当にうれしい」と話す。「どんなときも熱く応援してくれたサポーターの思いを背負い、最終戦も勝利で締めくくれるよう全員で戦う」とも。
「J2昇格を掲げてスタートしたが、目標に遠く及ばず、最後まで心配をかけた」とファン・サポーターに陳謝の意を示したカマタマーレ讃岐の増田勝社長は「次が最終戦。タフに戦い続けてきたシーズンの締めくくり。最後を勝利で締めくくるとともに来年へ踏み出す試合としたい。最後まで応援してもらえれば」と呼びかける。
最終戦は11月29日にホーム・香川県立丸亀競技場(丸亀市)で行われるアスルクラロ沼津戦。