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サンポートホール高松で国際ピアノコンクール 若手53人が技競う

イベントをアピールする高松国際ピアノコンクール組織委員会の木村美加さん

イベントをアピールする高松国際ピアノコンクール組織委員会の木村美加さん

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 サンポートホール高松(高松市サンポート)大ホールで2026年2月10日~23日、「第6回高松国際ピアノコンクール」が開催される。

本選の様子 オーケストラと共にピアノ演奏する

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 4年に1度開かれる国際的な音楽コンクールで、スイス・ジュネーブに本部を置く国際音楽コンクール世界連盟に公認されている、日本国内6つのコンクールの一つ。若手の育成と国際文化交流を目的に2006(平成18)年に創設された。

 今回の出場者は、1991(平成3)年1月1日~2011(平成23)年1月1日生まれを対象に募集し、53人が予選を通過。第1次~第3次審査を経て最終日の本選・表彰式へと進む。審査員には審査員長の青柳晋さん(ピアニスト)のほか、ビンチェンツォ・バルツァーニさん(イタリア)、パスカル・ドゥビイヨンさん(フランス)らが名を連ねる。

 第1次、第2次審査はソロ演奏、第3次審査では弦楽器との共演、本選ではオーケストラとの共演が課される。課題曲には香川ゆかりの作曲家による委嘱作品も採用し、第3次審査ではバイオリン、ビオラ、チェロなどの弦楽器奏者、本選では「瀬戸フィルハーモニー交響楽団」との共演が予定されている。

 高松国際ピアノコンクール組織委員会の木村美加さんは「多彩な演奏家が参加する本コンクール。53人のうち最終的に残るのは5人。応援しているピアニストが勝ち残っていく過程を見届けるのも魅力。第3次審査以降は他の楽器との共演も楽しめるので、会場に足を運んでもらえれば」と呼びかける。

 料金は日程によって変わり、一般自由席1,000円~、学生(高校生以下)自由席500円~。第3次審査からは指定席も用意する。本選=S席3,000円、A席2,500円、B席1,500円。全日程を鑑賞できる「鑑賞パスポート」も1万2,000円で販売する。チケットはチケットぴあ、ローソンチケットのほか、サンポートホール高松プレイガイド、レクザムホール、香川県庁生協、高松市役所生協、ハイスタッフホール、高松国際ピアノコンクール事務局などで取り扱う。

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