
香川県立アリーナ「あなぶきアリーナ香川」が2月24日、オープンした。
四国最大、最大収容人数1万人のメインアリーナを有する同施設。オープン当日は記念セレモニーが開かれ、抽選で選ばれた一般客2500人と関係者500人の計3000人が参加した。
セレモニーは香川県警察音楽隊と高松市役所吹奏楽団の演奏で幕を開けた。池田豊人香川県知事や大西秀人高松市長らがあいさつした後、池田知事や大西市長、高校生ら8人が壇上で未来への期待を話し、カウントダウンとともに開館宣言を行った。
その後、高松出身のギタリスト・小倉博和さんやバイオリニスト・葉加瀬太郎さんが演奏を披露。葉加瀬さんは代表曲の「情熱大陸」や、シンガー・ソングライターのeikoさん、香川オリーブ少年少女合唱団と「香川県民歌」を演奏した。
小倉さんは「音響も良く、すごくやりやすかった。これからさまざまなジャンルのイベントが開かれ、全国から多くの人が来る場所になる。新たな風が吹いて始まっていく場所になれば」と期待を寄せる。
池田知事は「オープンまで何度も視察に来たが、今日実際にお客さんが着席したのを見て改めてスケール感を知れて期待も増した。メインアリーナは最大1万人を収容できるのでスムーズな人の流れづくりが課題。高松市中央商店街とも連携していきたい。県外・国外の多くの人が行き交う大きな核となる場所になれば」と話す。