
「高松琴平電気鉄道=ことでん」(高松市栗林町2)が3月17日、新造車両「2000系」のデザインを発表した。同社の新造車両導入は65年ぶり。
外装デザインは瀬戸内海や同社のコーポレートカラーをイメージしたブルー、内装デザインはオリーブや松など、香川の豊かな自然をイメージした。昨年12月に利用者らを対象にオンラインや有人駅などで投票を募り、7541票が集まった。投票の末、3444票を集め「デザイン2・フレッシュ」が選ばれた。投票者からは「全体を見たときに、ことでんの明るいイメージに合う白や黄色が他の案より多く使われているほか、先頭の青い部分が一番違和感なくつながって見えた」「濃紺、白に加えて水色が入っていることで色彩にアクセントがあり、ドア下の黄色が讃岐平野の小麦畑を連想させて良い」などの声が寄せられた。
新造車両は来年秋に導入予定。