
昔話「桃太郎」の仮装をして町を練り歩く「桃太郎コスプレウオーキング」が4月6日、高松・鬼無町で開かれた。
桃太郎伝説が残る鬼無町。70人ほどが参加し桃太郎、犬、サル、キジ、鬼など物語の登場人物の格好をしてJR鬼無駅を出発。町内にある「おばあさんの洗濯場」や「鬼が塚」など桃太郎ゆかりの地を巡り、熊野権現桃太郎神社(鬼無町)まで30分ほどかけて練り歩いた。イベントには前日サンポート高松で開かれた「桃太郎サミット」の関係者や愛媛県鬼北町、岡山県茶屋町など鬼にゆかりのある町の人々、地元・香川県立高松西高校の生徒も参加した。
この日桃太郎の格好で参加した高松西高3年の濱谷陽晴さんは「学校で参加者を募っていたので参加した。学校の授業でも鬼無町を歩くフィールドワークがあるが、盆栽を中心に見ていた。桃太郎をメインに見るのは初めてで、『洗濯場』などもあるのを初めて知った。町の人から見られるのは少し恥ずかしかったが、学びもあって楽しかった」と話していた。