
「第25回レインボー祭(まつり)とキツネの嫁入り行列」が8月23日、高松市伏石町で開かれた。
1999(平成11)年に始まり、毎年続いている同イベント。ヤマダ電機レインボー通り店北西の駐車場には、飲食や射的、ヨーヨー釣りなどの屋台が並んだ。ステージではキッズダンスチームや「わだもん連」「高松よさこい連」による踊り、地元で活動するシンガー・高松千春さんの歌などが披露された。祭りの終わりには会場近くの野田池から花火が打ち上げられた。
同地区に伝わる伝承に基づいた「キツネの嫁入り行列」では、今年の花嫁に選ばれた高松市立中央小学校3年の神内(じんない)ひなたさんが母親と祖母と共に参加した。高松市役所吹奏楽団の演奏する「瀬戸の花嫁」に合わせて会場を2周した後、レインボー通り約800メートルのコースを1時間かけて巡った。行列を終えたひなたさんは「楽しかった」と笑顔を見せ、司会者から将来の夢を聞かれると「フクロウカフェを開きたい」と元気に答えた。