ブックフェス「BOOK WEEKEND（ブックウイークエンド）2025 ～玉藻よし 讃岐の国の本びより～」が9月21日、高松城跡玉藻公園（高松市玉藻町）披雲閣で開かれる。

昨年10月に「屋島山上交流拠点施設やしまーる」で開かれたイベントの様子

　本を中心に音楽や飲食を融合させ一日限りの巨大書店を創出する試みで今回が3回目。出店は香川県内外の書店「おっきょい本屋さん」23店、個人で出版活動を行う「こんまい本屋さん」7店、香川県内外の出版社「けっこい出版社」6社に加え、飲食ブース「うまげなカフェ」9店で本と食の楽しみを提供する。DJブースも設け、県内外のDJが会場を盛り上げる。

　実行委員会の篠原章人さんは「しっかりとした本のイベントにしようと考え会場を探していたところ披雲閣の雰囲気の重厚感、歴史ある感じがイメージにぴったりだった。建物の中は迷路のようになっていてそこにさまざまなブースが並ぶので、思いがけない本との出合いも生まれることに期待している」と話す。「ブックイベントは書店や出版活動を行う企業・個人と交流できるのが醍醐味（だいごみ）の一つ。本に関するきっかけをつくる場にしたい。DJブースは休憩場所も兼ねていて、買った本をゆったり読めるようにもしているので買った後もイベントの雰囲気を楽しんでもらえれば」とも。

　開催時間は11時～16時。入場料は200円（同園の入園料が別途必要）。