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高松・出作町にメキシカンタコス専門店 香川食材を使ったメニューも

「HEROES TACOS COCINA(エロエス・タコス・コシーナ)」メキシコ出身スタッフのビクトールさん

「HEROES TACOS COCINA(エロエス・タコス・コシーナ)」メキシコ出身スタッフのビクトールさん

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 タコス専門店「HÉROES TACOS COCINA(エロエス・タコス・コシーナ)」(高松市出作町、TEL 087-899-6625)がオープンして10月10日で2カ月がたった。

コーントルティーヤを使った同店のタコス

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 肉や野菜などの具材をトウモロコシ100%のコーントルティーヤで包むタコスを提供する。豚肉をラードで煮込んだ「カルニータス」(462円)や、スパイスで煮込んだ牛肉を包みスープに浸して食べる「ビリア」(528円)などをそろえる。香川の食材も積極的に取り入れ、香川県産アスパラガス「さぬきのめざめ」を使った「エスパラゴス」(572円)や、骨付鳥にも使われる香川県産の親鶏を使った「ポヨ」(528円)など、地元ならではのメニューも開発。今後は志度産のカキや秋ナスを使った季節限定タコスも提供予定だという。席数はテラス席20席を含む48席で店舗面積は80平方メートル。席数はテラス席20席を含む48席。

 店主の前田一誠さんは全国のタコスを食べ歩いた末、「1000年の歴史を持つ本場メキシコの味を地元・香川で提供したい」と決意し、メキシコで作り方を学んだ。「メキシコで訪れたタコス店のスタッフが楽しそうに働いている姿に心を引かれた。タコスの作り方を聞くと熱心にこだわりを語ってくれる姿がまぶしく、自分もこんな店を開きたいと思った」と振り返る。

 店には外国人客も多く訪れる。「当店のタコスを食べて懐かしさから涙を流すメキシコの方や、ギターを持って遊びに来てくれるメキシコ人のお客さんもいる。タコスを通して異文化交流が生まれている」と前田さん。「アメリカや沖縄のタコスとは違う、本場メキシコの日常の味を香川で楽しんでほしい。地域の方が気軽に立ち寄り、タコスを通して異国の文化や人との出会いを楽しめる場所にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~22時。11月上旬からテイクアウトに対応する。

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