高松三越(香川県高松市内町)新館5階催物会場で現在、「高松三越アートフェス2022」が開催されている。
「近代フランス絵画」「近代巨匠絵画」「現代日本画」「現代洋画」「コンテンポラリーアート」「アールヌーヴォー・アールデコ」などのジャンルに分かれ、バンクシーやバスキア、KAWS、マリー・ローランサン、エミール・ガレ、横山大観、小磯良平など国内外の芸術家・クリエーターの作品約300点を展示販売する。
開催は今回が初。同展を指揮した美術担当フロアマネジャーの水沢裕一さんは以前、日本橋三越(東京都中央区)に勤務。芸術品の取引が盛んな同店の気風を高松にも取り入れたいと考え、企画したという。「市場価値の高い芸術家の作品だけでなく、これからの活躍が期待されるアーティストの作品も多く取りそろえた。高松は瀬戸内国際芸術祭が開催されたり、古くから芸術に着目したまちづくりが行われてきたりしたこともあって、現代アートも若者だけでなく幅広い世代に受け入れられていると感じる。今後も年1回、開いていきたい」と意気込む。
「幅広く作品を用意しているので老若男女問わず楽しんでいただける展示になっている。10万円台から購入できる作品も用意している。見る楽しみや買う楽しみなど、さまざまな楽しみ方をしてほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。今月24日まで。入場料無料。