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高松・国分寺町に「蔵」をイメージしたモデルハウス 高低差利用の空気循環も

「よはくの家」外観

「よはくの家」外観

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 住宅メーカー「ウェルネストホーム」(愛知県長久手市)による「よはくの家」モデルハウス(高松市国分寺町)が昨年12月に完成した。

「よはくの家」の説明をする早田さん(撮影時のみマスクを外しています)

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 外壁にロックウール、内壁に新聞紙を再利用したセルロースファイバーを使い、平均的な壁の倍に当たる約23センチの厚みを持たせると共に、窓を三重構造にすることで保温性・気密性を高めた。各部屋にエアダクトを配置し、高低差を利用した空気循環システムによって、2階部分に設置した8畳用のエアコン1台で家屋全体に冷気や暖気を行き渡らせることができるという。

 同社代表取締役創業者の早田宏徳さんは「『よはくの家』という名前は、空調システム周辺部と、1階廊下部分の熱を行き渡らせるための部分を『基幹部』と考え、その周辺の『余白』となる部分に住む人がそれぞれの暮らしを描いてほしいという思いを込めて付けた」と話す。

 また、「香川の人は家の見かけにはこだわり、『温暖な気候の土地だから』と壁など建材には無頓着な人が多い。冬場、家が冷えると入浴中の事故や結露にもつながる。我々は『100年暮らせる家』を建てることを目標としている」と意気込む。

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