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年賀はがき販売スタートで双子アーティストがライブペイント 高松の商店街

(左から)双子アーティストのTaichi(たいち)さん、Shota(しょうた)さん、久山輝彦高松中央郵便局局長、日本郵便マスコットキャラクター・ぽすくま

(左から)双子アーティストのTaichi(たいち)さん、Shota(しょうた)さん、久山輝彦高松中央郵便局局長、日本郵便マスコットキャラクター・ぽすくま

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 2026年用の年賀はがき販売が全国一斉に始まった10月30日、高松市の丸亀町壱番街前ドーム広場(高松市丸亀町)で発売記念イベントが開かれた。

作品を描くTaichiさんとShotaさん

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 日本郵便による高松中央郵便局(内町)の特別イベント。高松市在住の双子アーティスト「Taichi & Shota」が公開制作を行ったほか、年賀はがきの販売ブースを設けた。はがき購入者には、2人が今回のイベントのために描き下ろしたオリジナルデザインのポストカードを進呈した。

 TaichiさんとShotaさんは、自閉スペクトラム症の17歳で双子のアーティスト。公開制作では来年のえとにちなみ「馬」をモチーフにしてペンを動かした。来場者は2人の姿と出来上がっていく作品に見入っていた。完成した作品は、高松中央郵便局外側のショーケースに約1週間展示する。

 来場者の一人で高松市在住の北谷紀子さんは「年賀状販売イベントには毎年のように来ているが、今回は大好きなTaichiさんとShotaさんに会えると聞いて駆け付けた。2人で1枚の絵を描き上げる姿にいつも感動する。以前購入したポストカードは額に入れて飾っており、今日もらった作品も大切にしたい」と話す。

 高松中央郵便局の久山輝彦局長は「年賀状は、新年のあいさつを伝える大切な日本文化。『年賀状じまい』をする人が増え販売枚数が減少する一方で、『年賀始め』として改めて楽しみ始める人も増えていると聞く。Taichi & Shotaさんの温かい作品をきっかけに自分で絵を描いてみるなど、新しい形で親しんでもらえれば」と呼びかける。

 年賀状の受け付けは12月15日にスタートし、12月25日までの投函で元日に届くという。

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