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坂出で「BOUSAIミッケ」 親子で防災体験、新聞紙スリッパや電源車も

「11ネット・インシュアランス」が開発した災害対応型キャンピングカー「BCP(事業継続計画)カー」(写真提供=まちあるきミッケ実行委員会)

「11ネット・インシュアランス」が開発した災害対応型キャンピングカー「BCP(事業継続計画)カー」(写真提供=まちあるきミッケ実行委員会)

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 親子で防災について体験しながら学ぶイベント「親子で防災探偵団!BOUSAIミッケ」が11月23日、交流の里おうごし(坂出市)で開催される。

新聞紙で作るスリッパイメージ

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 「避難所生活のアップデートと防災力アップ!」をテーマにする同イベント。参加者は、電気を使わない避難所生活の工夫や、電源車を活用した課題解決を体験しながら、防災への理解を深める。中学生以下の子どもを含む家族を1チームとし、複数のワークショップを通して防災スキルを学ぶ。

 プログラムは4部構成。パート1では、新聞紙でのスリッパ作りやごみ袋を使ったポンチョ作り、携帯トイレ体験など、電気を使わない状況で役立つ実践的なスキルを学ぶ。パート2では、保険代理店「11ネット・インシュアランス」(高松市香南町池内)が開発した災害対応型キャンピングカー「BCP(事業継続計画)カー」を使い、携帯電話の充電や温かい食事の準備などを体験。電気が使えることで避難所生活がどこまで快適になるかを考える。

 パート3では、これまでの体験を踏まえて「避難所の生活をより豊かにするアイデア」をチームで考えるアイデアソンを実施。最後に、ピザ窯で焼いたピザを囲みながら交流会を行う。

 企画運営する「トレーニングレース・ジャパン」(屋島西町)の浅野徳一さんは「防災の備えは、日頃の意識と体験の積み重ねが何より大切。新聞紙でスリッパを作ったり、電源車でスマホを充電したりといった具体的な体験を通して、防災を身近に感じてほしい。親子で楽しみながら、家族の絆を深める機会にしてもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は9時30分~14時。参加無料。参加申し込みは11月9日まで、イベント管理サイト「ピーティックス」で受け付ける。

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