高松に1月11日、「海鮮チーズ麺 とろり」（高松市出作町）がオープンした。「ラーメンではなく、全く新しいジャンルの麺料理店」として営業するという。

「とまとろり」（850円）とチーズリゾット

　メニューは、カニやエビ、魚などの海鮮のうま味が溶け込んだ魚介ベースのスープをトロリとしたチーズで「封じ込めた」基本の「とろり」と、トマトのうま味と酸味を加えた「とまとろり」の2種類（各850円）。

　そのほか、麺を食べ終えた後のチーズスープをご飯にかけて食べるチーズリゾットセット（1,000円）、麺とチーズの追加（各100円）など。

　数種類のブランドチーズをミックスしたチーズのトロリ感に加え、木下鶏園（綾川町）のオリーブ卵による「フワフワ感が特徴」だという。材料は卵のほか、植田米や佐藤製麺所の卵麺など、香川県産のものを多く使う。

　オーナーの秋山健太郎さんは「『とろり』は香川県で生まれた新しい料理。地産地消の材料にこだわって、ゆくゆくは香川名物にしたい」と意気込む。

　「兄弟で全国を旅しては数々のラーメン屋を食べ歩き、何年も独自の研究を重ねてたどり着いたレシピ。最後は、地元の和食料理店『食と酒　風のじょうけい』（川島東町）の協力でやっと創り上げたもの。チーズなのに和を感じる香川県発祥の完全オリジナルな一杯として、ぜひ多くの方に味わってほしい」と呼び掛ける。

　営業時間は11時～15時、18時～21時（香川県まん延防止対策期間は20時まで）。月曜定休。