高松港に1月15日・16日、クルーズ客船「飛鳥III」が寄港した。
郵船クルーズ(横浜市)が運航する同船は昨年7月に就航。全長230メートル、総トン数5万2265トン、乗客定員は740人。現在は「飛鳥II」(5万444トン)と共に2隻体制で運航している。高松港への寄港は昨年8月に続き2回目。
今回のクルーズは1月13日に横浜を出港。15日9時40分ごろ高松港に着岸し、乗船客は栗林公園や屋島、金刀比羅宮などの観光を楽しんだ。
初日17時30分からは、歓迎アトラクションとして「高松商業高校書道部」が書道パフォーマンスを披露した。書道部員の2年生11人は「愛の輪」をテーマに揮毫(きごう)。踊りも交えながら幅4メートルほどの半紙に筆を走らせた。パフォーマンスを一目見ようと周囲には人だかりができ、外国人乗客らの姿も見られた。船上から観覧する人も多く、作品が完成すると大きな拍手が送られた。
昨年の寄港時にも書道パフォーマンスを披露した同部。メンバーの十川由衣さんは「前回は涙を流しながら見てくれた外国の方もいて、字の意味は分からなくても伝えられるものはあると感じた。日本人だけの観衆と外国人も入った観衆とでは雰囲気が違うが、今日も伸び伸びと書くことができた」と振り返る。「今年で3年に進級するため、このメンバーでパフォーマンスができる時間も限られている。今夏の書道パフォーマンス大会が最後の大会。本選に出られるよう5月の予選に全力で挑みたい」とも。
同船は16日9時35分に出港。四日市港(三重県)に寄港した後、18日に横浜へ帰港する予定。