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高松・宇佐八幡宮で随神門「瓦洗い」体験 足場に上って特別見学も

イベントをアピールする宇佐八幡宮宮司の泉川時さん

イベントをアピールする宇佐八幡宮宮司の泉川時さん

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 宇佐八幡宮(高松市香西本町)で3月20日、現在修復工事中の「随神門」の瓦を洗浄するワークショップが開かれる。

瓦を外した随神門の屋根

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 江戸時代に香西の宮大工「久保田家」が手がけたとされる随神門。2020年に瓦が落下したことから学術的な調査を実施した上で、昨年から修復に着工した。2024年夏に早稲田大学創造理工学部の小岩正樹研究室による実測調査が行われた後、香川大学による耐震診断を経て、現在は仮屋根を設置し屋根の架構部材の修復検討が進められている。今年10月の秋祭り前の9月完成を目指す。

 当日は、下ろされた瓦を選別して水洗いし、本来の姿によみがえらせる作業を体験してもらう。瓦に製造元の刻印などがある場合は写真撮影を行い、年代特定や製造場所を調べる文化財調査も併せて実施する。パネルなどを使って調査報告や瓦の種類の紹介を聞く時間が設けられるほか、希望者は足場に上って門を見学する時間も設ける。

 総合企画を担当する同神社宮司の泉川時さんは「随神門が建てられた江戸時代の天明年間は飢饉(ききん)もあり大変な時期だった。そんな中で建てられたこの門には地域を神様に守ってもらいたいという当時の人々の強い願いが込められている」と話す。

 さらに「修理は100年に一度の、なかなか立ち会うことのできない機会。作業を通して歴史や人々の思いの積み重なりを感じてほしい。門が造られた時代とは違った厳しさのある令和の世だが、集まった人たちとこれからの時代を明るく照らす契機になれば」と参加を呼びかける。

 開始時間(2部制)は、1組目=13時、2組目=14時。定員は各回20組40人程度。参加費は500円。小学4年生以下は保護者の同伴が必要。足場に上っての見学は要ヘルメット持参。ウェブフォームで2月28日まで申し込みを受け付ける。

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