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クレヨン画家・うにのれおなさん、高松市石の民俗資料館で作品展

スクラッチの繊細な手作業によって描かれる原画

スクラッチの繊細な手作業によって描かれる原画

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高松市石の民俗資料館(高松市牟礼町)で現在、企画展「うにのれおな クレヨン画展」が開催されている。

れおなさん独自の温かみのある世界観が広がる企画展

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 うにのれおなさんは、香川県在住のクレヨン画家・イラストレーター。クレヨンを塗り重ねて表面を削り、細やかな模様を付ける「スクラッチ」という技法を用いて、主に動物や花をテーマに、ほのぼのとした絵本のような愛らしい作品を制作している。

 うにのさんの作品を集めた同展は昨年4月に一度開催。新型コロナウイルスまん延防止のため臨時休館、延期となっていたものを、再び開催するに至った。独自の温かみのある画風と世界観によって描かれた作品群のほか、クレヨン画が出来上がるまでの過程が分かるイラスト、制作風景の映像などを展示。3月6日は、うにのさんが在廊を予定する。

 学芸員の田口貴羅さんは「前回の展示には出展されていない新作など新規出展の作品もあるので、初来場者はもちろん、昨年の展示を見ていただいた方も楽しめるはず。うにのさん独自の優しい世界観と、スクラッチの繊細な手作業によって描かれる原画でしか味わえない質感、心温まる作品たちをぜひ見てほしい」と来館を呼び掛ける。

  同展に関連して3月6日10時から、スクラッチ技法にチャレンジしてオリジナルのクレヨン画を仕上げるワークショップも開催。20日14時からは、うにのさんが作品や制作の様子について解説するアーティストトークを、うにのさんのインスタグラムでライブ配信する。

 開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(休日の場合は翌平日)だが、新型コロナウイルスまん延防止措置期間延長にともない、12~13日、19~21日の土日祝日は臨時休館となる。入館料は一般200円ほか。3月21日まで。

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