うなぎ店「うなぎ処 鰻松(うなしょう)」(高松市末広町3)が4月1日、オープンした。経営はトニケン(西ハゼ町)。
場所は、同社が運営する「とにかくとに麺」末広店跡。コロナ禍で同店の客足が減少したことをきっかけに、店長の権章賢(あきよし)さんが興味のあった、うなぎ店を出すことになった。出店に当たり、「うなぎ池田」(東かがわ市)に弟子入りし、さばき方やタレの作り方などを一から学んだ。
提供するウナギは国産のものを使い、全国の産地からその時々のおいしいウナギを選別して仕入れているという。
メニューは、「並うな重」(半尾、2,000円)、「上うな重」(1尾、3,000円)、「特うな重」(1尾半、4,000円)。肝吸いと新香が付く。その他、うな丼(1,800円)、かば焼き定食(3,000円)、ご飯の上にかば焼きとだし巻き卵を載せた「特製うな玉丼」(2,000円)なども用意。テイクアウト用のうなぎ弁当も提供する。
権さんは「今は昼しか営業していないが、今後は夜の営業も考えている。現在、養殖ウナギは稚魚の不漁により値段が高騰しているが、そんな中でもなるべく安く、おいしいうなぎを提供したい。日常のちょっとしたぜいたくやご褒美で足を運んでもらえれば」と呼びかける。
営業時間は11時~14時。月曜定休。