高松のカプセルホテル「ゴールデンタイム高松」(高松市瓦町2)で5月14日・15日の2日間、サウナイベント「ロックンロウリュ」が開かれる。
企画した海堀賢太郎さんはライブハウス「高松モンスター」(瓦町2)の店長で、サウナスパプロフェッショナル(管理士)の資格も所持する。自身もサウナ愛好家で、ライブハウスを訪れるミュージシャンをサウナに連れて行くことも多いという。
「ロウリュ」はサウナの一種で、サウナストーンにアロマ水をかけることで蒸気を発生させ、香りと熱気を楽しむもの。通常、サウナ室には無音かリラクゼーションBGMが流れていることがほとんどだが、同イベントでは大音量のロック音楽を流す。今年3月にも同様のイベントを行い、今回が2回目となる。
BGMは海堀さんの他、サウナ愛好家であり海堀さんと親交がある「夜の本気ダンス」のマイケルさんと「オメでたい頭でなにより」「コロナナモレモモ」で活動する赤飯(せきはん)さんも選曲に参加。曲を地元香川のDJや赤飯さんがミックスし、15分のワントラックにする。
蒸気をあおいでサウナ室の利用者に届ける「熱波師」として、海堀さんをはじめとする同ライブハウスのスタッフや同ホテルのスタッフ、また高松を拠点に活動するプロレス集団「UDONプロレス」からもゲストが参戦。8人~9人がかりであおぐという。
併せて、サウナ室でリラクゼーションマッサージを行う「ウィスキング」も実施。施術を行う「ウィスキング師」にAYAKAさんを招く。
同イベントについて、海堀さんは「友人から『メタル音楽がサウナ室でかかっていて、それが結構良かった』と聞いたのが企画のきっかけ。1回目のイベントの際も『爆音でアップテンポのロックミュージックを聞きながら熱波を浴びると、より興奮し、サウナの後に冷水につかる時もより整う感じがした』と言われた。好きな音楽を楽しんだり、『この曲が終わるまではサウナ入ってみようかな』と思ってみたりと、それぞれの楽しみ方ができる。『UDONプロレス』のレスラーも参加するので、当日は想像もしないことが起こるかもしれない。無理はせず、自分のペースで自分なりの楽しみ方をしてほしい」と呼びかける。
同時開催のウィスキングについて、「ウィスキングはマッサージのほか、白樺の枝を束ねた『ヴィヒタ』を使うことで、辺りに木の香りが漂い、森の中にいるような気分になる。自分も体験して、『これはすごい』と思い、今回のイベントに組み込んだ。今、ウィスキングは東京などでも注目を集めているが、香川で本格的なウィスキング体験ができる機会はなかなかない。ぜひ足を運んで、サウナとロックで身も心も熱くなり、ウィスキングで癒やされてほしい」とも。
サウナ利用料は60分900円~で、フリータイム2,200円も用意する。加えてウィスキングは利用料6,000円と水着の着用が必要。ロックンロウリュは14日=19時20分~、15日=16時20分~、それぞれ3回に分けて実施。ウィスキングは14日=17時~、15日=14時~、1時間ずつ5回行う。