直島の海運会社・四国汽船(直島町)が7月10日、新造船「せと」の内覧会を開く。当日は一般社団法人「街角に音楽を」とコラボし、アーティストやパフォーマーを集め、ステージ企画「ふなたびぷらす」を開く。
同社が立ち上げたプロジェクト「ふなたびぷらす」。「瀬戸内の船旅にぷらすを」をテーマに、船上でアートやパフォーマンスを展開するプロジェクトで、ステージ企画は5年ぶりとなる。
今回は6組のアーティストやパフォーマーが参加。10時14分高松港発宮浦港行きのフェリー船上で、アイリッシュミュージックのトリオ「tricolor(トリコロール)」やジャグラー・森田智博さん、マイムや人形劇などさまざまなパフォーマンスを行うバーバラ村田さんによるステージを行う。
宮浦港到着後は男女ウオーキングアクトユニット「Stijtango(スティルタンゴ)」が合流、新造船「せと」が停留する前のスペースでパフォーマンスを行う。その後、「せと」の船内見学とともに、香川出身のミュージシャン・小倉博和さんが四国汽船と直島に向けて作った楽曲「Visit(NA O SHI MA)」を、ボーカリスト・松本英子さんの歌声に乗せて船上で初披露する。
「街角に音楽を」代表理事の鹿庭弘百さんは「日常の交通手段に利用する人も、初めて訪れた旅人も、瀬戸内の陽気な気候のような心躍る空間を楽しんでほしい。直島の子どもたちにも大道芸パフォーマンスを楽しんでもらえれば」と話す。
参加無料。要フェリー運賃。