見る・遊ぶ 学ぶ・知る

高松城映画上映会で初のオリジナル作品上映 玉藻公園管理事務所が製作

桜御門前でイベントをアピールする岡一洋さん

桜御門前でイベントをアピールする岡一洋さん

  • 0

  •  

 玉藻公園(高松市玉藻町)で8月20日、「第13回玉藻公園夏祭り 高松城映画上映会&トーク」が行われ、同園管理事務所によるオリジナル作品「REBIRTH 高松城を築城せよ!!」が初上映される。

東側から見た玉藻公園と艮櫓(うしとらやぐら)

[広告]

 2010(平成22)年に始まった同イベント。イベントが始まった経緯について、管理事務所長の岡一洋さんは「この年に高松城天守再建計画があったが白紙になった。そんな中、前年に公開された古波津陽監督の『築城せよ!』を見て、天守再建の気運を高めるためにも、ぜひ当園で上映したいと思い、関係者に声を掛け企画した」と話す。

 そこから12回、城の出てくる映画や城に関する映画を上映していくうちに高松城址を舞台にした映画製作への思いが高まったと言う。「映画を作ってもらうには資金が足りなかったが、古波津監督が映画作りのワークショップを始めたことを聞き、アドバイスをもらいながら映画の制作をスタートした。1年半かけ、完成させた」と振り返る。

 主演を岡さん自身が務めるほか、大西秀人高松市長ら地元にゆかりのある出演者を集める。上映会は桜の馬場に特設スクリーンを設置して屋外で実施。岡さん、古波津監督らによるトークショーも行う。

 作品について、岡さんは「笑いあり、涙ありの仕上がりになっている。高松城の歴史を分かりやすくまとめたので、城の歴史、魅力を知ってもらえる作品になっていると自負している。見終わった後、『早く天守を再建してほしい』と思ってもらえるような作品になれば」と期待を込める。

 19時上映開始。料金は、前売り=1,000円、当日=1,200円(いずれも入園料込み)、中学生以下無料(保護者同伴が必要)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース