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高松・香南歴史民俗郷土館で企画展「復刻 くらしの道具 民具は語る」 

企画展「復刻 くらしの道具 民具は語る」の様子

企画展「復刻 くらしの道具 民具は語る」の様子

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 高松市香南歴史民俗郷土館(高松市香南町)で現在、企画展「復刻 くらしの道具 民具は語る」が開かれている。同展はもともと昨年の夏季に開催中、コロナウイルス感染拡大を受け中止となったもの。

由佐城跡地に建てられた高松市香南歴史民俗郷土館の外観

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 同展では、同館収蔵の民俗資料を中心に、人々の暮らしの移り変わりを重要な資料を展示する。昭和の電話機や冷蔵庫など昔懐かしい暮らしの道具をはじめ、「道具に込められた暮らしの知恵が垣間見られる」展示となっている。

 同館職員の内田千尋さんは「民具は暮らしのなかで生み出され、使われてきた実物資料。『ほうろく(素焼きの鍋)』『みとり(わたくり機)』など、香川の暮らしでよく使われていた民具も展示しているので、世代の異なる家族や身近な人と当時の暮らしや思い出を語り合うきっかけになれば」と話す。

 会期中の8月21日まで、当日受付でワークショップにも参加できる。内容は石臼やてんびん棒、とりの使用体験や下駄や草履の試着ができる「民具にふれて体験しよう」、麦わらでしおりや馬のおもちゃを編む「麦わらでものづくり」の2つ。

開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館。9月26日まで。新型コロナウイルス感染症の感染状況により、中止または会期が変更になる場合があり、来館前にホームページで開館状況の確認を推奨している。

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