高松のカワニシカバン(高松市太田上町)が12月9日、サンリオとのコラボトートバッグの受注販売を始める。
「かばん職人がキャラクターたちにプレゼントしたバッグ」がコンセプト。同店の帆布トートバッグ「アベベ」と「ミニモン」に「ハローキティ」「リトルツインシスターズ」「シナモロール」の3キャラクターをモチーフにし、キャラクターの姿やそれぞれのキャラクターたちが「お気に入りのものをバッグに詰めた様子」をワンポイントの刺しゅうであしらう。バッグの中にはバッグを使うキャラクターの姿がプリントネームで表現されている。
中心となって商品開発を担当した中津川春花さんは「どの世代の方でも持てるものであることを第一にデザインした。刺しゅうにすることは自分の中で絶対に譲れないポイントだったので、自分で刺しゅうしてデザインを考えたり、サンリオの商品を研究したりした。社内でも何度も意見を交わした末に、自分が欲しいと思えるものを作ることができた」とほほ笑む。
川西功志社長は「サンリオとコラボすると社員に伝えたとき、彼女(中津川さん)が一番喜んでいたので任せることにした。時に意見がぶつかることもあったが、良いものを作ってくれた。今回バッグのストーリーも当社で考えて動画にしたが、すてきな世界観に仕上がっている。多くの人に手に取ってもらえれば」と呼びかける。
アベベは持ち手が通常の長さのものとロングバージョンも用意。価格は、ミニモン=1万5,900円、アベベ通常版=1万9,900円、持ち手ロングバージョン=2万900円。自社サイトで1月31日まで受注予定。