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高松・岩田神社で「藤まつり」 樹齢800年以上のフジのライトアップも

イベントをアピールする同神社総代会長の西谷泰男さん

イベントをアピールする同神社総代会長の西谷泰男さん

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 高松・岩田神社(高松市飯田町)で4月15日、「花鎮め藤まつり」が始まる。

孔雀藤(4月9日撮影)

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 「花鎮めの神社」として桜、ハナミズキ、梅、ツバキなどさまざまな種類の花が植えられている同神社。中でも「孔雀藤(くじゃくふじ)」が有名で、約840年前の崇徳院にまつわる記録にも記載が見られる。

 漫画「鬼滅の刃」でフジの花は重要なアイテムとして描かれたことや、隣の鬼無(きなし)町に桃太郎が討伐した鬼の墓と呼ばれる「鬼ヶ塚」があることから鬼滅の刃ブームとともに全国から参拝者が訪れ、昨年は1万人に上ったという。

 毎年孔雀藤の見頃に合わせて開く同イベント。期間中、茶会や草月会香川県支部による生け花の展示、大江戸玉すだれの披露やギターや二胡(にこ)のコンサート、浦安の舞の披露などを行う。フジの花のライトアップも予定している。

 同神社総代会長の西谷泰男さんは「花が咲く前に雨も降ったので、今年は恐らくきれいなフジの花が咲くと思われる。神社は神聖であり、気持ちが新たになる場所。祭りとともに、今の時季ならではの景色を楽しんでほしい」と来社を呼びかける。

 4月30日まで。

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