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高松・石清尾八幡宮で「市立祭」 4年ぶり綱引き復活、コンサートも

市立祭をアピールする同神社神職の香西邦彦さん

市立祭をアピールする同神社神職の香西邦彦さん

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 高松・石清尾八幡宮(高松市宮脇町1)で5月2日・3日の2日間、「市立祭」が開かれる。

石清尾八幡宮境内

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 918年に創建され、高松の総鎮守である同神社。1364年、室町幕府管領(かんれい)の細川頼之が戦勝奉賽(ほうさい)祭を行い、同宮社殿を造営した。それ以後、毎年4月3日に報賽祭を行い、農道具や植木の市が立ったのが始まりとされる。後に現在のように5月2日・3日に開かれるようになった。

 例年と同じく祭りに合わせ、同神社前の八幡通りで2日間、縁日を開くとともに、期間中はちょうずを花で飾り、限定の御朱印を頒布する。

 宵宮祭に当たる2日には境内で讃岐ちょうちんの周知のため活動する香川大学経済学部の学生チャレンジプロジェクト「TERASU」によるライトアップワークショップを行う。本祭に当たる3日には感染症対策のため中止していた奉納綱引き大会を4年ぶりに開催し、関係者や近隣の幼稚園の園児らが参加する(当日の参加受け付けはしない)。綱引きの合間には地酒の飲み比べや販売、現代サーカス「瀬戸内サーカスファクトリー」やパフォーマンスカンパニー「リトルウイング」によるパフォーマンスステージや、国分寺太鼓による太鼓演奏、香川を拠点に活動する歌手・橋川天晴(たかはる)さんや香川のバンド「胡桃」によるライブも行う。

 同神社神職の香西邦彦さんは「神は人々の信仰が集まることによって力を増すと考えられている。人々が集まり、楽しんでいる様子を神が見ることで神徳が高まり、それがまた世の中に良い影響をもたらすとされている。そんな良い循環を作り出したい。祭りにはその地域を活性化させる力がある。音楽コンサートは初開催。一人でも多くの方に足を運んで楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。

 縁日は両日共10時~21時。「TERASU」のワークショップは18時~20時30分。3日の催しは、綱引き=10時30分~16時30分、日本酒の試飲・販売=15時~17時、国分寺太鼓演奏=10時~・11時10分~・15時30分~の3回、「リトルウイング」パフォーマンス=10時20分~・11時30分~・13時~の3回、「瀬戸内サーカスファクトリー」パフォーマンス=12時30分~・14時10分~の2回、橋川さんコンサート=16時20分~、「胡桃」ライブ=16時40分。全て参加・観覧無料。

※5月1日11時26分追記 内容の一部を修正しました。

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