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高松・玉藻公園披雲閣で一日限りの着物レトロカフェ「わだもん亭」

モダンカフェをイメージしたカウンターとレトロ雑貨などを置いた会場

モダンカフェをイメージしたカウンターとレトロ雑貨などを置いた会場

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 着物を着て参加する一日限りのイベントカフェ「わだもん亭」が5月7日、高松・玉藻公園(高松市玉藻町)の披雲閣・杉の間で開かれた。開催は今回が初。

着物や当時の雑誌、蓄音機なども置いた

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 着物文化や香川に伝わる盆踊り歌「一合まいた」を語り継ぐことを目的に活動する「わだもん」による今回のイベント。大正~昭和初期のレトロをモチーフに会場を飾り付けた。香川出身の映画監督・今井龍二さんから借りた昭和初期の蓄音機も置き、実際にレコードを鳴らす場面もあった。

 当日は県内外から20人が参加し、着物姿でコーヒーや談笑を楽しんだ。合間にはグループに分かれ、自己紹介と「昭和の思い出」について語り合うとともに、それぞれの着物についても紹介。それぞれのこだわりや工夫点などを話し合った。イベントの最後には時代ごとの「一合まいた」を披露し、参加者たちも一緒になって踊った。

 イベントを終え、同団体代表の寒川かおりさんは「いつか披雲閣でモダンカフェをやりたいと思っていたので、今回実現できてうれしい。次は秋の開催を考えている。『着物を普段着として楽しむ場』を作るため、今後も継続して定期的に開いていきたい」と意気込みを見せる。

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