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高松で写真展「ウミカラノオクリモノ」 国内の海の生き物・海ごみを紹介

(左から)ロンリムさん、廣瀬早起さん

(左から)ロンリムさん、廣瀬早起さん

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 写真展「ウミカラノオクリモノ」が現在、「高松・歯ART美術館」(高松市庵治町)で開かれている。

海の生き物の写真や海ごみ、ダイビングについて展示する

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 香川大学インターナショナルオフィス教授で、スキューバダイバーや水中カメラマンとして活動するロンリムさんとダイビング教室やショップを運営する「Blue blue」(丸亀市)社長で、水中カメラマンや「香川県海ごみ潜水リーダー」として活動する廣瀬早起さんによる同展。瀬戸内海をはじめとする国内の海で撮影した生き物の写真や海中で見つけたごみ、ダイビングについて紹介する。

 展示について、廣瀬さんは「瀬戸内海の海底には325トンもの海ごみが沈んでいる。そのことを知り、ダイビングだけでなく海中清掃活動も行っている。今回の展示でも海ごみのことを知ってほしいと思い、前半は海ごみに関する内容にした。普段見ることのできない豊かな海中の光景はまさに『海からの贈り物』。写真や展示を通して気付きを与えられれば」と期待を込める。

 ロンリムさんは「自分にとって海に潜る時間は幸せなひととき。写真を通して海の豊かさや自分が感じる幸福感を共有したい。瀬戸内海はサワラやハマチ、クロダイなど地味な色の食用魚のイメージがあるが、それだけではない。今回はカラフルな色合いの写真を選んで展示した。海やそこに暮らす生き物たちの姿を知り、魅力を知ってもらうとともに、海を愛護する気持ちを育むきっかけにしてほしい」と呼びかける。

 開館時間は10時~17時。入館料は、大人=600円、65歳以上=300円、中学・高校生=200円、小学生以下無料。7月30日まで。

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