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高松・おもちゃ美術館で館内ツアーやギャラリートーク G7開催に合わせ

讃岐かがり手まりの盆栽に込めた思いを語る中橋恵美子館長とツアー参加者たち

讃岐かがり手まりの盆栽に込めた思いを語る中橋恵美子館長とツアー参加者たち

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 夕方から夜間にかけ大人向けのミュージアムツアーやギャラリートークを行う「ナイトミュージアム」が6月16日、高松・讃岐おもちゃ美術館(高松市大工町)でスタートした。

あいさつをする大西秀人高松市長

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 G7香川・高松都市大臣会合の開催に合わせて行う「G7祭in讃岐おもちゃ美術館」の一環で行う同イベント。期間中の金曜・土曜に開催し、同館スタッフがガイドツアーを行うほか、香川漆器や讃岐かがり手まり、張子虎など同館の遊具に使われる伝統工芸品について、伝統工芸士らがギャラリートークを開く。

 初日は中橋恵美子館長がツアーガイドとなり、館内を案内し置いてある遊具や伝統工芸品などの説明を行うとともに、東京おもちゃ美術館(東京都新宿区)ディレクターの岡田哲也さんを講師に招きギャラリートークを開催。おもちゃの成り立ちや持つ意味を説明した。

 初日に同館を訪れた大西秀人高松市長は「G7参加国の国旗柄の香川の伝統的な人形『ほうこうさん』を模した飾りがあって国際的なイベントに向けた気運を感じた。市内の小学校でも『サミット給食』として世界各国の料理を出している。このイベントが盛り上がりを見せ、海外への興味を持つ機会になれば」と期待を込める。

 中橋館長は「ナイトコンテンツを拡充したいという声があり、この企画をスタートした。当館は伝統工芸を通して子どもたちに地元を誇りに思ってもらうこと、自己肯定感を高めることを目的に運営している。G7は世界の国々とも関わるイベント。高松の魅力を発信するとともに高松を世界で一番子育てしやすいまちにする手伝いができれば」と意気込みを見せる。

 開催時間は16時30分~19時。入館料は、大人=900円、子ども=700円。閉館後16時30分から受け付けを行う。7月29日まで。

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