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ゲーム「マイクラ」で未来のサンポート高松作るコンテスト

イベント後、審査員と参加した子どもたちで記念撮影した

イベント後、審査員と参加した子どもたちで記念撮影した

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 ゲーム「マインクラフト」で未来のサンポート高松を作るコンテスト「たかまつマインクラフトまちなみデザインコンテスト」のオープニングイベントが7月23日、高松駅前広場で開かれた。

「マインクラフト」で再現されたサンポート高松

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 2025年に徳島文理大学の香川キャンパス移転や新香川県立体育館の完成を予定するサンポート高松。同コンテストでは、イベントの特設サイトでサンポート高松や赤灯台、玉藻公園などを再現したデータを配布し、それを元に作った作品を募る。「2025年のサンポートエリア」「未来のサンポートエリア」の2つのテーマで作品を募集。高松市民以外も応募できる。

 オープニングイベントには審査員の大西秀人高松市長、平井卓也衆議院議員、高松市のスマートシティーアドバイザーを務める山口功作さん、白石義人高松市議会議長、香川大学経済学部の西成典久教授、デザイナー・フォトグラファーの坂口祐さん、香川経済同友会の國村一郎専務理事が出席。ユーチューブ上でマインクラフトを使った作品作りの動画を投稿する「せぶーん」さんもオンラインでメッセージを寄せた。

 大西市長は「インフラや人口減少対策などの課題を考える上で持続可能なまちづくりを考えることは必要。今月7日~9日には『G7香川・高松都市大臣会合』も開かれたので、この機会に子どもたちをはじめ、広い年齢層の市民、外部から高松市を訪れる方々にも興味を持ってもらいたいと(コンテストを)開いた」と話す。

 「G7香川・高松都市大臣会合」でも各国の大臣がマインクラフトを操作し、仮想空間上でフォトセッションを行う場面があった。それを踏まえ、平井議員は「初めは操作に慣れずぎこちなかった、各国の大臣たちが仮想空間での体験を楽しんでいるのを見て、デジタルは国や年代を超えて楽しめるものだと感じた。自分たちの作ったものがいつか現実のものになるかもしれない。それぞれの感性を生かしたまちづくりを楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 イベントに母親と共に参加した大林柊斗(しゅうと)君は「友達からイベントのことを聞き、参加した。マインクラフトは日頃からプレーしており、自由度の高いところが好き。ゲーム内で建造物を作ることもあるが、いつもその時の感覚で即興で作ることが多い。どんなものを作るか今のところ、まだアイデアはないが、楽しいまちを作りたい」と話していた。

 今後、8月5日・20日に、まち歩きやマインクラフトの操作を学ぶワークショップ(各日定員30人 定員を超える場合は抽選)、11月25日に最終審査会と優秀作品の表彰式、12月以降に受賞作品の発表を予定する。

 作品は10月31日まで受け付ける。応募無料。「未来のサンポートエリア」は小中学生の個人とグループが対象。

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