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高松・おもちゃ美術館ショップに木工工房ストア おもちゃ開発プロジェクトも

オープンした「なかよしライブラリー高松base」で記念撮影をする讃岐おもちゃ美術館の中橋恵美子館長(右から3番目)とおもちゃ作りプロジェクトメンバー

オープンした「なかよしライブラリー高松base」で記念撮影をする讃岐おもちゃ美術館の中橋恵美子館長(右から3番目)とおもちゃ作りプロジェクトメンバー

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 木工工房「なかよしライブラリー」(高知県香美市)の高松ベースショップが8月1日、「讃岐おもちゃ美術館」(高松市大工町)ショップ内にオープンした。

木のおもちゃや家具を置く店内

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 三豊市内に工場を置き、木製家具や木工おもちゃなどを製造する「なかよしライブラリー」。同館でも香川県の特産品や名所をモチーフにした木製マグネットや、うどん店ごっこ遊びができるスペース「セルフぴっぴや」で天ぷらなどを木でかたどったおもちゃなどを置く。

 神戸店、吉祥寺店に続く3店舗目となるストア。おもちゃや家具を販売するほか、おもちゃの名入れ、家具のオーダーなども受け付ける。

 同日、同工房と同館を運営する認定NPO法人「わははネット」、香川短期大学(宇多津町)保育科学生による新たな木工おもちゃの開発プロジェクトも発表された。おもちゃは試作を行い、同館をはじめ、県内の子育て支援施設、徳島木のおもちゃ美術館(徳島県板野町)などでテストを重ね、12月の完成を目指す。

 プロジェクトについて、同館の中橋恵美子館長は「これから試作などしていくが、香川らしく讃岐うどんをモチーフにしたいと考えている。おもちゃは単純に見えて奥が深いもの。保育科学生の視点も入れて子どもたちが楽しめるもの、『香川といえば、このおもちゃ』と言われるようなものを作りたい」と意気込む。

 なかよしライブラリーの濱田知行さんは「香川県は水不足が起きがち。森林は『緑のダム』ともいわれ、雨水を蓄積しゆっくりと川に流す働きがあるので、香川県は木や森を大切にする必要がある場所。今回のベースショップを通じて木や森にスポットライトを当てたい。おもちゃ制作プロジェクトでは香川ならではの面白い作品を作りたい」と前を向く。

 営業時間は10時~19時。木曜定休。

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