「さぬき高松まつり」花火大会が8月13日、5年ぶりに開催された。
例年祭りの2日目に高松港近くで行われる花火大会。台風やコロナ禍の影響で2019年から中止となっていた。会場近くのメインの観覧場所となるサンポート高松で再開発が進み「会場周辺の観覧場所が狭くなる」ことを理由に、今年5月に10分間での開催が発表された。当日会場周辺の混雑が見込まれることから、ことでんも琴平線・志度線・長尾線で18時台~21時台の花火大会周辺の時間で臨時便を運行した。
20時からスタートし、赤灯台のある堤防から3,000発を打ち上げた今回の花火大会。花火を一目見ようと、屋島山上にも約1,000人の来場者が訪れ、夜空に上がる花火に歓声を上げたり、カメラで撮影したり、思い思いに楽しむ姿が見られた。
この日屋島山上を訪れた高松市在住の福家有一さんは「3年前に高松に来たので、今回が初めてのさぬき高松まつりの花火大会。きれいだったが10分間だけというのが少し物足りなさも感じた。打ち上げ花火は皆のもの。事情もあるとは思うが対策も取ってもらい、来年以降、より多くの人がゆっくりと平等に楽しめる花火大会を開いてほしい」と話していた。