「瀬戸内スポGOMI大会 in サンポート高松」が9月3日、サンポート高松（高松市サンポート）で開催された。

開会式　「ごみ拾いはスポーツだ」のかけ声とともに競技が始まった

　3人～5人のチームでごみを拾い、量と質でポイントを競う「スポGOMI」。昨年はごみが島に流れ着くことに焦点を当て、男木島で開催した。今回はごみが風に飛ばされ川から海に流れることに焦点を当てる。13チームが参加し、サンポート高松周辺のエリアを歩き、道や植木などのごみを探して拾った。

　ごみ拾いのほか、地元の中高生が設立したNPO法人「香川活性化生徒の会（かっかつ）」の高校生メンバーによる海ごみ・環境問題の授業も開かれた。

　親子で参加した小学生の末澤廉士君は「思ったよりもごみが落ちていた。特にコンビニの裏や街路樹にたくさんのごみが落ちていて驚いた」と話していた。

　同イベントを主催するパソナ（東京都港区）中四国第一営業部部長の利守佳代さんは「地域密着で活動し、社会貢献活動になればとスタートした。自分たちの生活にどう関わるか、大人以外の目線でも考えてほしいと高校生による授業も行っている。ごみだけでなく他の分野にも地域・社会貢献活動の範囲を広げていきたい」と意気込む。