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高松でまち歩きツアー「まちかど漫遊帖」 秋会期は24コース

「まちかど漫遊帖」を主催する「るいまま」さん

「まちかど漫遊帖」を主催する「るいまま」さん

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 香川のまちを地元民や専門家がガイドするツアーイベント企画「まちかど漫遊帖」の秋会期が10月1日、スタートする。

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 総合プロデューサーの「るいまま」さんは作家活動の傍ら、2005(平成17)年から牟礼町で行われる「むれ石あかりロード」などのイベントプロデューサーも務める。「るいまま」さんによると2006(平成18)年、香川県から「まち歩き企画をしたい」と相談を持ちかけられたのが「まちかど漫遊帖」の始まりだという。

「るいまま」さんは「声をかけられてから長崎のまち歩き企画にも研修で参加した。その時に聞いた被ばく者の体験談が印象に残った。その土地に住む人が自分たちの言葉で話すツアーを行いたいと思うようになった」と話す。その年の秋にツアーを始めて行って以来、春と秋の年2回行ってきた。

 今回は「古きをたずね、新しきを知る秋」をテーマに、歴史探訪や茶会、うどん作り体験など24コースを用意する。「るいまま」さんがテーマに沿って脚本を書く舞台も上演する。

 ツアーについて、「るいまま」さんは「地元の歴史を残すためには子どものころから日常的に歴史に関わることが大事。伝統は伝統のままで残すのも大切だが、語り継がれるためには入りやすくすることも大切。このツアーがそんな入り口の一つになれば。ツアーはそれぞれガイドが好きなことや得意とする内容を伝える。最初は参加者だったのがガイドになった人もいる。会いに行きたくなるガイドがいるツアーとしてこれからも続けたい」と意気込む。

 ツアーの参加申し込みはホームページで受け付ける。12月31日まで。

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