高松で10月7日・8日、「ジプシージャズ」限定の音楽イベント「瀬戸内ジャンゴ・ストリート2023」が開かれる。主催はバンド「Django Tigalle(ジャンゴ・ティガール)」などから成る「瀬戸内ジプシージャズ・プロジェクト」。
「ジプシージャズ」は1930年代にフランスのギタリスト・ジャンゴ・ラインハルトがヨーロッパの移動型民族「ロマ」の伝統音楽とスイングジャズを融合させて生み出した音楽。
イベントには、香川をはじめ全国から8組が出演。1日目はことでん屋島駅に停留した貸し切り電車内で、2日目は屋島山上の3会場(桃太郎茶屋前展望台・獅子の霊巌展望台・扇誉亭 ギャラリーアコスタージュ)で16本のライブを繰り広げるとともにのべ6時間半のフリージャズセッションの時間も設ける。
2020年にスタートし、今回が4回目となる同イベント。「瀬戸内ジプシージャズ・プロジェクト」代表の三井トシオさんは「歴史・文化・自然の豊かな瀬戸内を舞台に、ジプシージャズという『未知の素晴らしい音楽』に触れる機会を設ける『ローカル×マイナーの文化創造』をテーマに地方文化の創造と地域発展に貢献しようと活動を続けてきた。地域の方にも認知されてきて、文化づくりの入り口に立てた気がする。音楽を聴いて、楽しい時間を過ごしてもらえれば」と呼びかける。
開演時間は7日=12時~、8日=11時~。観覧無料。タイムテーブルはウェブサイトで確認できる。