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高松・石の民俗資料館で「庵治石」をテーマに2つの企画展

石匠の里公園芝生広場「石の里のアーティストたち『テーマ庵治石』Part20」の様子

石匠の里公園芝生広場「石の里のアーティストたち『テーマ庵治石』Part20」の様子

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 石の民俗資料館(高松市牟礼町)で現在、「石の里のアーティストたち『テーマ庵治石』Part20」「庵治を愛したアメリカ人」が同時開催されている。

資料館内企画展示室「庵治を愛したアメリカ人」

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 「石の里のアーティストたち『テーマ庵治石』Part20」は石匠の里公園芝生広場に、高松市原産の庵治石を材料とし、庵治町に在住する石彫作家11人による石彫作品を並べる野外展覧会。

 「庵治を愛したアメリカ人」では、企画展示室で庵治町にゆかりのあるアメリカ在住の彫刻家、ショーン・ブラウンさんとデウィット・ゴドフリーさんの作品と関連資料として写真やマケット(彫刻の雛型)を展示する。

 担当者の田口貴羅さんは「『Part20』のタイトル通り、当企画展のテーマを『庵治石』としてから20年目の記念すべき展示。牟礼町、庵治町に在住する石匠たちの、熟練の技を間近で目にできる作品展になっている。ぜひ市民の皆さんに庵治石の美しさや匠の高度な石材加工技術を感じてほしい」と話す。

「同時開催の『庵治を愛したアメリカ人』では、過去に海外の奨学金制度や人物交流プログラムで来日し、庵治町で作品制作に取り組んでいた、ブラウンさん、ゴドフリーさんの作品を展示・紹介する。国外にも伝播(でんぱ)する庵治石の魅力や、海外の芸術家と地元の石匠たちの、国際的な技術交流の様子などについて鑑賞者にお伝えすることができれば」と両展示の見どころを話す。

 石匠の里公園芝生広場は無休で、開園時間は9時~17時。資料館内企画展示室は9時~17時。月曜休館(休日の場合は翌平日)。入場料は企画展示室のみ、一般=200円、大学生=150円。

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