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高松にアーティストとコラボしたレンタサイクル 日常彩るものを作りたい

5台の「アーティストモデルレンタサイクル」

5台の「アーティストモデルレンタサイクル」

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 アーティストたちとコラボしたレンタサイクルの利用が10月11日、高松でスタートした。

香川さんもデザインを手がけた「Gocci&Askaモデル」

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 今年8月に高松市南部三町商店街を中心に開かれたアートイベント「Setouchi Art Jack(セトウチアートジャック)2023」で高松市が回収した放置自転車5台に、イベントに参加した香川県内外のアーティスト6人がペイントを施し、「アーティストモデルレンタサイクル」として甦らせた。

 イベントを主催したMIX UP(高松市常磐町1)社長で、アーティスト「Gocci」としても参加した香川智彦さんは「イベントを通して商店街の店舗や来場者と一緒に何かを作り、残したかった。高松の街中で自転車を多く見かけること、レンタサイクルの利用も多いことから、『街を走る自転車の中にアートを施したものがあったら面白いのでは』と考え企画した」と話す。

 レンタサイクルはレンタサイクルサービス「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」を使い、高松市内7カ所のステーションで利用できる。割り振られた車体番号から現在地を調べることもできる。

 コラボした自転車について、香川さんは「日常に寄り添うアート『&アート』というコンセプトで5台の自転車を制作した。見慣れた景色にちょっとした彩りを与えるもの、残ってずっと使い続けられるものを作りたかった。番号で5台がどこにあるか探すこともできるが、たくさんのレンタサイクルがある中で、どこかで出合えるのではないかと宝くじのような形でも楽しんでほしい。制作したり、街の中でできあがった自転車が走るのを見たりするのが楽しかったので、今後も続けていきたい」と話す。

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