ネクストウィズダム(坂出市)が11月1日、緊急通報装置「ハッピーコール」のスマートフォンでのサービス提供を始めた。
2019年に販売を始めたハッピーコールは、固定電話の下に設置した本体のボタンを押すことでオペレーターに連絡を取っていたが、スマートフォンに対応することで機器が不要になった。指定の番号にかけるとオペレーターが対応する。オペレーターは、家事手伝いや買い物代行を手配するほか、相続など法律的な相談は専門家と連携して対応する。住所や家族構成、アレルギーなどの体の状態、かかりつけ医などの情報も蓄積、通話時に表示させるシステムも構築する。
同商品の統括代理店「MTKservice」を運営する北村麻理映さんは「日常的に相談してもらうことがいざという時に問い合わせしてもらいやすくなると服薬確認や日常の話し相手にも対応するようにしてきた。固定電話を持たない高齢者も増えているため、より身近に使ってもらいたいと携帯電話に対応した」と話す。
料金は月額3,300円。