ドローン法令について学ぶセミナーが「ふらっと仏生山」（高松市仏生山町甲）で11月15日、開かれる。

会場の「ふらっと仏生山」

　講師を務める「ちさと行政書士事務所」（上之町3）の大西知里さんは「ドローン特化の行政書士」として活動する。セミナーについて「ドローンを飛行させるのに許可が必要な空域や飛行のために許可が要るケースなど、事細かに決まっている。今年9月、香川県三豊市でもドローンで道路の映像を撮影後に違反であることが判明し、書類送検されるケースがあった。ドローンで撮影した動画を見ていても違反じゃないかと思うものも多々見受けられる。ドローン講習で2、3時間の座学講習はあるが、不十分だと感じる。ドローン事業に参入を考えている事業者からも相談が相次いだため、セミナーを開くことにした」と話す。

　「ドローン市場は拡大を続けており、現在約3,800億円の市場規模は2027年には8,000億円近くが見込まれると予想する研究結果もある。ドローンを使い少子高齢化に対応したサービスを提供する事業者や新たなサービスを提供する事業者もある。当セミナーが香川のドローン事業の発展の一助になれば」とも。

　開催時間は14時～15時。参加無料。定員は15人。メールとファクスで申し込みを受け付ける。