香川在住の洋服デザイナー・横田眞由美さんの作品展「楽友 おはりこの手仕事展」が現在、歯ART美術館(高松市庵治町生ノ國)で開かれている。
オリジナルブランド「楽友」のデザイナーとして洋服を作る横田さん。制作活動を始めて50年近く、作品数は1000点を越える。高松での個展は今回が初。着物や大漁旗などをリメークしたものや香川県に移住して活動した画家の故・薩摩百倍さんの絵を使った作品、機織り作家・松浦まきさんの「さをり織り」を使った作品など120点を展示販売する。
展示について飯間昇館長は「着物を使った作品も多く、着る人が減っている着物を再び着られるようにするのは現在のSDGsの観点に共通するところもある。横田さんの感性で作られた一点物の作品を見て、手に取ってもらえれば」と呼びかける。
開館時間は10時~17時。入館料は大人=600円、中高生=200円、小学生以下無料。1月27日まで。