高松市出身の世界的ピアニスト、上原彩子さんが11月14日、レクザムホール(高松市玉藻町)でリサイタル公演を行う。
上原さんは高松市生まれ。3歳でピアノを始め、日本や海外の音楽大学を卒業せず、日本人ピアニストとして国際音楽コンクール世界連盟に登録したコンクールを制した異色の経歴を持つ。2002(平成14)年の「第12回チャイコフスキー国際コンクール」ピアノ部門で日本人として初めて、かつ女性として世界で初めて優勝を果たし注目を集めた。
現在は東京芸術大学で准教授として後世育成にも携わっている。2020年には香川県から文化芸術選奨を受賞した。デビュー20周年を迎える節目の年、2022年を目前にし、7年ぶりに生まれ故郷・高松で公演を行う。
13時開場、14時00分開演。チケットは全席指定で、一般=2,500円、高校生以下=1,000円。未就学児は原則入場不可。