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高松三越で「四国妖怪巡礼展」 香川を題材にした妖怪画も

讃岐富士や屋島の「太三郎狸(たぬき)」、金刀比羅宮のてんぐなど香川を題材にした描き下ろし作品も

讃岐富士や屋島の「太三郎狸(たぬき)」、金刀比羅宮のてんぐなど香川を題材にした描き下ろし作品も

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 日本画家・平良志季さんの個展「平良志季の四国妖怪巡礼 高松礼所」が現在、高松三越(高松市内町)本館5階美術画廊で開かれている。

妖怪美術館がある小豆島を題材にした作品も展示する

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 平良志季さんは日本古来の伝説や妖怪などを題材に描く日本画家。四国初開催となる今回の個展では、絹のキャンバスに岩絵の具で妖怪や竜、だるまなどを描いた作品約30点を展示販売する。小豆島の「妖怪美術館」(土庄町甲)でも現在作品展を開催しており、2会場で平良さんがデザインした「御朱印」を進呈。組み合わせることで1枚の絵になる。

 同施設営業部の西村祥太さんは「江戸中期の妖怪画の雰囲気で鮮やかな作品から水墨画調の作品も展示する。香川県を題材にした作品も展示しているので多くの方に見てもらえれば」と話す。

 営業時間は10時~19時(最終日は16時まで)。入場無料。4月2日まで。

 3月31日には平良さんと妖怪美術館館長の柳生忠平さんによるトークイベントを開催。柳生さんが香川県に伝わる妖怪話を語り、それを元に平良さんが即興で作品を描き、観覧者に抽選で贈呈する。13時開始。参加無料。

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