高松琴平電気鉄道が4月1日~7日の1週間、「KOTODEN APRIL FOOL'S WEEK(琴電エイプリルフールウイーク)」と題し、さまざまな企画を行う。
4月6日に瓦町FLAG(高松市)で開かれる「春の電車まつり」に関連して行う同企画。期間中は一部車両に同イベントや100周年記念のヘッドマークを取り付けて運行する。
一世代前の制服を着た車掌を乗せ、特別編成での電車運行も行う。4月4日には普段長尾線を走る1300形車両が琴電琴平線の高松築港~滝宮を4両編成で往復運行、車内で電車グッズを販売するほか、途中の栗林公園駅で同社のマスコットキャラクター「ことちゃん」が乗車するなどの企画を用意する。同5日は志度線で普段はワンマンで運行する時間に車掌が乗り3両編成で運行。同7日には、琴電琴平線で同社の車両で一番古い形式の1070形が「ことちゃん」のぬいぐるみを乗せた4両編成で高松築港~琴電琴平を往復運行し、車内でグッズ販売も行う。
今回で4回目となる「春の電車まつり」だが1週間かけて行う企画は今回が初。同社地域開発本部の西山公章(まさふみ)さんは「電車まつりをさらに盛大なものにしようと1週間にわたる企画として構想した。『本当にやるのか』という問い合わせもあるが、電車好きの人から『信じられない』と思ってもらえるようにしたい。電車まつりと合わせて地元を盛り上げていければ」と話す。
特別編成の車両は全席自由席。通常運賃で運行する。