パン店「あーと工房 ゆいのぱん」が4月8日、高松の複合施設「麦縄の里」(高松市東植田町)にオープンした。
パンは卵・乳製品を使わず、カレーパン(420円)や湯種食パン(600円)のほか、日替わりで6種類ほどを販売する。店舗外観のイラストやロゴは香川在住のアーティスト・ミズカさんが手がけた。
店主の森尾唯さんは東京で飲食店に勤務した後、香川に帰郷し栄養士として働き始めた。その後、高松市内のカフェで働く傍ら、2022年3月から麦縄の里で月1回、間借りカレー店「KU_PONO(くーぽの)」を開いてきた。
森尾さんは「小中学校の時、給食が楽しみで、食の世界に入ろうと思った。原点に戻って子どもたちのためになるものをしたいと思い、素材にこだわったパン店を始めた」と振り返る。「今後はカレーの販売や、麦縄の里の他店とのコラボもしていきたい」とも。
営業時間は11時~15時。火曜・水曜定休。