小豆島にゆかりのある作家7組による作品展「にゃん神様」が5月4日・5日、小豆島の長勝寺(土庄町)で開かれる
出展者は、似顔絵・水彩画の安倍加織さん、シーグラスの「olipoo(オリプー)」さん、アート作家の船越みきさん、船越さんの弟で写真・イラストの山本正義さん、ドットアートのなかがわゆきこさん、造形の「まっちゃん工房」、筆文字アートの「より道工房」。猫に関する作品222点を展示する。
「忠臣蔵」の大石内蔵助の邸宅の柱を移して本堂を建てたとされる同寺。山本さんは「2022年の忠臣蔵茶会と同時開催の作品展に姉と訪れた際、その場にいた長浜地域を盛り上げるイベントを一緒にできないかと同寺の方や地元の方と話が盛り上がり、地域の作家や小豆島に縁がある作家に声をかけて準備を進めてきた」と振り返る。
和室にテーブルを並べたり、壁面に飾ったりして作品を展示販売する。
山本さんは「展示名は『猫は幸せを見守る守り神』という自分の考えから付けた。島の地域ニュースでトカゲを追いかける猫の動画を見て、地域の方々と猫とのすてきな関係性や生き物への優しさを感じた。猫を作家それぞれが親しみやすく、地域の暮らしや風土も連想させる作品として表現している。足を運んでもらえれば」と話す。
開催時間は4日=10時~16時、5日=10時~15時。入場無料。