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四国学院大で「アートシティ高松」文化創出事業公演 若者の孤独に寄り添う

会場となる四国学院大学アトリウムコイノス

会場となる四国学院大学アトリウムコイノス

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 四国学院大学(善通寺市文京町3)で11月20日「アート・シティ高松」文化芸術創出事業「solos(ソローズ)」の公演が行われる。

「solos」稽古風景

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 同公演は同大社会学部准教授の阪本麻郁さんが演出・構成・振付を担当する。坂本さんは「2020年春からコロナウイルス感染予防の一環で当大でも授業風景が一変した。カメラ越しやソーシャルディスタンスを保ちながらの授業が増え、教員と学生間、学生同士の交流が難しく、人とのつながりが希薄になり孤独を感じる学生もいる」と学生が置かれた現状について話す。

 「solos」には独演、独奏、単独で何かをする様を意味する「solo(ソロ)」に複数形の「s」を足し、独演の集合体を表している。坂本さんは「孤独感をダンス作品にする事で見過ごされがちな『身』に寄り添う事が出来るのでは」という思いを反映させた公演内容になっているという。

 ダンサーのコンテンポラリーダンス、役者のアクトの独演で始まり、振付家と出演者一人一人との対話から生まれた演目を披露。最終的にはドラムの生演奏に乗せて、それらを集約した独演の集合体へと発展させていく。

 出演者は大瀬戸正宗さん、岡田祐介さん、川畑菜美さん、桑原日和さん、小﨑彰一さん、土田倭也さん、廣瀬桜子さん、福島優菜さん、松下朋花さん、目黒眞子さん。演奏はドラム奏者の奥田真洋さん。

 同大内の多目的スペース・アトリウムコイノスで収録するのに伴い、1ステージのみ一般公開する。収録した動画は後日、高松市のシティ・プロモーションとしてオンライン上で公開する予定。

 14時開演。入場無料。要オンライン予約。未就学児の入場不可。

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