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高松・歯ART美術館で「鑑賞とさんぽ」展 物の見方や感じ方テーマに制作

Juno Mizobuchi(ジュノ ミゾブチ)さん

Juno Mizobuchi(ジュノ ミゾブチ)さん

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 香川県在住のアーティスト「Juno Mizobuchi(ジュノ ミゾブチ)」さんによる作品展「Viewing and Walking 鑑賞とさんぽ」が現在、高松・歯ART美術館(高松市庵治町生ノ國)で開かれている。

会場

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 物の見え方や視点をテーマにした作品を作るJunoさん。展示では流木や立方体などの立体を平面で表現した作品など約20点を展示する。

 東京で制作を続けてきたJunoさんはおととし、生まれ故郷の香川に戻ってきた。今回の展示のきっかけは昨年夏の出来事にあるという。「制作に使う流木を砂浜で拾っていた時にふと同館が目に入り、足を踏み入れた。エントランスからの景観に目を奪われ、飯間昇館長はじめ職員の方々の人柄が良く居心地の良さにも心引かれた。これまで白い壁のギャラリーに作品を飾ることが多かったが、この風景と作品が並んだらどうなるか見てみたくなった」と振り返る。

 Junoさんは「今回の展示のテーマは『学び』。窓が風景を切り取るように輪郭で区切って平面に落とし込むことを続けてきた。今回は初期から今までの作品を時系列で並べた展示になっており、タイトルは制作の中で感じ方が変わってきたことを表している。展示を通して物の見方を見つめ直し、いつも見ている風景が違って見えたらうれしい」と話す。

 開館時間は10時~17時。入館料は、大人=600円、中高生=200円、小学生以下無料。7月27日まで。

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