フォトパネル展や交流会を通して福祉を紹介するイベント「ソーシャルワーカーデー in かがわ2024」が7月15日、イオンモール高松(高松市香西町)で開かれた。
「海の日」と同日に設定されている「ソーシャルワーカーデー」。ソーシャルワーカーに対する関心を深めてもらうことを目的に、毎年全国で福祉団体がイベントを開く。香川県でもセミナーなどを行ってきたが、一般向けの企画は今回が初。
公募の写真100枚のパネル展示やソーシャルワーカーとの交流会、福祉関係のマスコットキャラクターとのじゃんけん大会、塗り絵やクイズを行った。
同イベント実行委員長で、県内で介護職員として働く丸畑望さんは「『福祉のことを知らない人に会いに行く』をテーマに、一般向けにイベントを開いた。外部の方に福祉やソーシャルワーカーのことを伝えるだけでなく、関係者同士の交流の機会にもなった」と話す。「福祉や介護は大変なものと思われがちだが、感謝の言葉を頂くなどやりがいを感じる場面もある。今後も福祉の楽しさをイベントを通して伝え、福祉の関係人口を増やすきっかけにできれば」とも。
子どもとイベントを訪れた藤本貴子さんは「最近祖母を亡くしてソーシャルワーカーの方にお世話になった。写真や交流会もあってこれまで知らなかった福祉の一面を知ることができた」と話していた。